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パースを使って立体感のある部屋を描く



イラストを描くとき、背景を立体的に描けるとプロが描いたような仕上がりになります。
でも、自分の感覚で空間を立体的に描くのは本当に難しいです。
そこで、便利なツールとして、Procreateの「描画ガイド」があります。一般的にはパースとも呼ばれています。
これを使えば、苦手な空間描写が一気に楽になります。
今回はこの「描画ガイド」を使った部屋の描き方を解説します。


最初に自分なりに部屋を描く



まず上の画像のように、最初は自分なりに大体でいいので部屋の下書きを描きます。
この段階では、いろいろデタラメですが大丈夫です。
これから「描画ガイド」を使って、修正していきます。
この下書きレイヤーのに正しい線を引くための新しいレイヤーを作ります。
ここではこの正しい線を引くレイヤーに「線画レイヤー」という名前をつけます。
作業しやすいように、下書きレイヤーの透明度を上げて薄くしておきます。
線画レイヤーを選択した状態にして、設定ツールから「キャンバス」を選択し、
「描画ガイド」のつまみをオンの状態にします。
それから、すぐ下にある「編集 描画ガイド」を選択し「遠近法」を選択します。


描画ガイドの設定方法



遠近法の描写には、
1点透視、2点透視、3点透視というものがあります。これは消失点というものの数と関連しています。
それぞれどのような意味なのかはググって調べてみてください。
1点透視は簡単、2点透視はそこそこ簡単、3点透視はちょっと難しい、という感じです。

今回は2点透視で部屋を描きます。上の画像のように、左右にそれぞれ消失点を作ります。
消失点の置き方はただ、タップすればいいだけです。

横に引かれた長い線がありますが、これはカメラの目線だと考えてください。
カメラで部屋を映していると考えて、妥当な高さに調節します。

右側の緑色の消失点は部屋の左側の壁の面の延長だと考えてください。
左側のピンク色の消失点は部屋の右側の壁の面の延長です。
それぞれの消失点を動かして、ラインが壁の面にしっくりくるよう調節します。
ちなみに色は上のつまみを動かして好きな色に変更できます。


アップにすると上の画像のようになります。
そんなに厳密にならずに、ラインが壁に大体沿っているかな、と思えたらそれでいいです。

下の方に「太さ」と「不透明度」という項目がありますが、見やすいように自分で調節してください。
個人的には二つとも100%にした方が見やすく感じました。

そして次が重要なのですが、必ず「アシストされた描画」の項目のつまみをオンの状態にしてください。
そうすることによって現在選択されている「線画レイヤー」に線を描く時、
このラインに沿って線が綺麗にかけるように自動アシストされます。
「アシストされた描画」項目をオンにすることをお忘れなく!

最後に右上の「完了」を選択します。


アシストされた描画で線画も簡単に



下書きレイヤーを見ながら線画レイヤーに線を引きます。
上の画像では下書きレイヤーを表示していませんが、
実際に描く時は下書きレイヤーを表示させて描いていきます。

自動アシストのおかげで、ラインに沿って正確に簡単に線を引くことができます。
はみ出た線などは消しゴムで消します。
この消しゴムの作業の時に「アシストされた描画」がオンのままだと、
消しゴムも自動アシストされてしまい、作業しづらいので、
線が引けたら、オフにして消しゴムを使います。
そしてアシストのラインを消すために、
設定ツールの「キャンバス」の中の「描画ガイド」のつまみをオフにします。
そうすると下の画像のようにスッキリします。(消しゴムで余計な線を消してませんが…)





色塗り


今度は色塗りです。
線画レイヤーをタップして「基準」を選択します。
そして色塗りのための新しいレイヤーを線画レイヤーの下に作ります。
色塗りレイヤーを選択した状態で、カラーをドロップしてどんどん塗りつぶしていきます。
そうすると下の画像のようになります。


線画レイヤーの表示を消します。そうすると、どうしても線の部分に色が塗り切れない所が出てくるので、
そこは手作業で塗りつぶしていきます。

このままだと無機質なイラストになってしまうので、
あえて、フリーハンドで色塗りをしていきます。
そうすると若干の歪みがでますが、味のある仕上がりになります。
かすれたブラシで透明度を20~50%にして光と影を描いていきます。
そうすると下の画像のようになります。


いかがでしょうか。
空間が表現された部屋を描くことに成功しました。

このようにProcreateを使って簡単に立体的な絵を描くことができますので、
いろいろな場面に是非使ってみてくださいネ!
下の画像はPhotoshopで照明効果を使ったものです。
照明効果の付け方についてはこちらをご覧ください。



パースを使って立体感のある部屋を描く パースを使って立体感のある部屋を描く Reviewed by iroiropaint on 9/22/2018 Rating: 5
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